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れんらく帳

2021年2月26日

心のこもった一つ一つの動き

4年生は例年この時期に全校生徒にむけて「おもてなし」を行っていましたが、今年は新型コロナウィルスの影響で例年通り何かを調理して提供するということが行えませんでした。

そこで4年生担任と子ども達が考えたのは、全校生徒にケーキと飲み物セットの提供でした。事前にアンケートを取り必要数を準備し、自分たちでテーブルの上の食器から片付けまでを行いました。

その時の記事を一部抜粋で載せさせていただきます。

調理がない分忙しい時間が瞬間的にやってくるのだろうと予想していたとおり、始まって90分間はとにかく次から次へと先を考えて動くという時間でした。私はちょっとフォローに入るだけで、あとはみんな自分たちで行動していました。現場を動かしていたのは、店長・副店長をはじめとした4年生自身でした。本当によく働いていました。しっかり周りを見て、声をかけあい、次の仕事を考えて準備し、行動していました。本当に立派でした。

「お客様をあつく待遇する」ことを目的としていましたが、それを成し遂げることができたのです。ケーキを落とすことも、飲み物を配膳途中でこぼすことはありませんでした。テーブルマナーの動画を作ったせいか、あるいはネームカードに書いたせいか、どのクラスも静かにナイフとフォークを使ってケーキを食べていました。私たちが思い描いていたことが実現できたのですから大成功でした。

                                                  

担任の思い、4年生の「おもてなし」にかける情熱が伝わったのではなないでしょうか。歴代の4年生の姿を見てきた今年の4年生はその背中に追いついたのでしょうか。

それを決めるのは子どもたちなので私たちはそれを見守っていこうと思います。

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