児童・保護者とともに２０２２年度のイースター礼拝を行うことができました。

感謝します。

今年度は湘南キリスト教会の古谷　順史（ふるや　じゅんじ）牧師をお招きして説教をうかがいました。現在、小学校にも湘南キリスト教会に通っている児童がいます。

聖書の箇所はルカによる福音書の２４章１～１１節でした。この聖書の箇所はイエスさまが十字架にかかり墓におさめられた三日後の朝の出来事が記されているところで、説教の題は「　復活を信じよう　」でした。

聖書の箇所を記します。

『そして、週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った。見ると、石が墓のわきに転がしてあり、中に入っても、主イエスの遺体が見当たらなかった。そのため途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人がそばに現れた。婦人たちが恐れて地に顔を伏せると、二人は言った。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方はここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか。」そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した。そして、墓から帰って、十一人とほかの人皆に一部始終を知らせた。それは、マグダラのマリア、ヨハナ、ヤコブの母マリア、そして一緒にいた他の婦人たちであった。婦人たちはこれらのことを使徒たちに話したが、使徒たちは、この話がたわ言のように思われたので、婦人たちを信じなかった。』

古谷牧師はこの場面の様子を具体的な写真を示しながら子どもたちにわかりやすいよう話してくださいました。

（演台前のかごにはイースターエッグとは別に５年生が用意してくれた『プレゼント用うさたま』が捧げられました。...感染症対策の為ゆで卵は学校保管としました。）

まず、「イースター」とは神がイエス・キリストを死からよみがえらせたことを記念し神さまに感謝する日であるということ、そしてなぜ感謝するのか・・・それは神さまがイエスさまをよみがえらせたように、イエスさまを信じる人々をも死からよみがえらせると約束しているからということを話してくださいました。

さらに、イエスさまが復活されたことがどうやってわかったのか、どうやって信じられたのかを聖書の記述を辿りながら、場面ごとの様子を具体的な写真で示しながら子どもたちにわかりやすいよう話してくださいました。

その当時の婦人たちや使徒たち（最初は弟子たちは復活を信じていなかった）がそれぞれに天使やイエスが実際に姿を現わしたりする出来事を通してイエスさまの復活を信じていった過程がよく分かりました。

さらに古谷牧師は『今を生きる私たちがこのイースターを通してどうしていったらよいか』について話してくださいました。

追記します。

・・・「...今の神さまは私たちが聖書の言葉を思い出したり理解できるよう助けてくださるのです。そして、真面目に聖書の話を聴いたり読んだりする人には、神さまが理解できるように助けてくださるのです。

そして、イエスさまはその人にご自分を現わしてくださるのです。その人が聖書が語っている通りのイエスさまに出会うのです。

目でイエスさまの姿が分かるということではありませんが、祈りと願いに答えてくださったり、その人の心に喜びと平安をくださったりして、その人は本当に生きているイエスさまが分かるんです。

それが『本当にイエスさまを知る』ということです。

イエスさまは次の約束もしています。

『私はあなたを愛している。私は世の終わりまでいつもあなた方と共にいます。』こう約束しています。

ですから生きているイエスさまが自分にこれを約束してくださったことが分かる人は幸せを感じ、どんな苦しいことがあっても負けないのです。自分が弱い時こそ主イエスさまが一緒にいて守ってくださるのです。

だから皆さんも復活されたイエスさまを本当に信じる人になってもらいたいと思います。

どうやったら生きているイエスさまが分かり、イエスさまに会えるか。

それは私たちが聖書の言葉をよく聴くこと。読み続けることです。そして、神とイエスさまを知りたいと願うことです。そうすれば神さまは皆さんを助けてくださいます。」

・・・このように古谷牧師はメッセージを締め括られました。

最後に祈り、イースター礼拝を終えました。

共にイースターについて知り、考え、お祝いすることができたこと、そして共に祈ることができたことに感謝します。

心強いメッセージをお話しくださった古谷牧師にも感謝申し上げます。