初日は開校式後にすぐに初心者もリフトに乗り、林間コースを2時間かけて、何とか無事に下りてきました。気温も低かったので粉雪がどんどん降り、初心者には優しいバーンになりました。 上のグループも6年生を中心にその場でレベル分けをし、どんどん滑っていました。一年ぶりでだいぶ心配していた人も、すぐに勘を取り戻し、自由自在に楽しんでいました。
2日目朝は、昨日の疲れもあり、みんな眠そうに起きて来ましたが、一日を全員揃って礼拝で始めることができました。 今年は集会室としてお借りしている部屋が手狭ではありますが、そこは仲のよい両学年、譲り合いながら、この大切な時間を共有しました。 朝食も思った以上に食べ、午前中のレッスンへ元気に散って行きました。
朝からずっと降り続く雪に、たまに視界を遮られながらも、みんなコーチの話をよく聞き、またコーチの滑りを真似ながら、それぞれレベルアップしました。 午前中終了時には、初心者グループも左右にターンすることを習得し、それまで転んでばかりで気持ちが萎えていた人も、スキーの楽しさがわかってきたようでした。経験者グループもスピードアップや足を揃えていく練習をし、雪の斜面への怖さはすっかり消えていきました。
午後のレッスン後の自由滑走は全員参加しました。 霧が時折濃くなり、先が見えなくなることもありましたが、返ってみんな慎重に滑り、この時間が更に上達を促したようでした。30分間の自由滑走は物足りないくらいで終わったようです。 自由滑走が終わるくらいには、それまで辺りをおおっていた雪や霧の白い世界が消えてゆき、周りの山々も顔を見せ始めました。明日の競技会は、清々しい景色を眺めながら行えることを願います。
夕飯時に競技会の説明をしました。競技会には、原則的に全員参加します。初めて参加する5年生も、メダル獲得を狙う6年生も、今晩は少しドキドキしながら眠りにつくことでしょう。