すっかり春の陽気を感じられるようになってきました。
あたたかな陽射しの差し込む中、105回目の卒業式を行うことができました。
(入場を控えている6年生一人ひとりに5年生がコサージュをつけているところ)
今年度は在校生代表として5年生が卒業式に参列し、1~4年生は自宅にてライブ配信を視聴して参加するという様式になりました。
式は厳かな雰囲気の中で進みました。6年生のみなさんは緊張しつつ、しかし、胸を張って卒業証書を受け取っていましたね。とても立派でした。
お祝いの言葉を受け取った後に在校生代表から『卒業生をおくることば』がありました。その中で、1年生から4年生までの各学年から6年(卒業)生へ向けて準備してあった映像メッセージの紹介があり、会場で映し出されました。
どの学年のメッセージにも、様々な関わりを通してお世話になったことへの感謝の思いや、新しい世界へ進んでいく卒業生に対して励ましの気持ち、そして笑顔ががたくさん詰まっていました。
卒業生のみなさんにとって、この後輩達からの贈り物はさぞかし嬉しかったことでしょう。
そして送ることばに応えて、卒業生代表からの『卒業生のことば』が伝えられました。
*卒業を迎えたことへの思い、中学へ行く楽しみ、後輩に会えないさみしさ。
*クラスメイトと行事ごとに壁を乗り越えて成長してきたこと。
*平和学園でたくさん平和について学んできたことを通して「願う平和」から「つくる平和」を意識するようになったこと。
*これからも平和を求め続けていきたいこと。
*毎日の礼拝や、祈りによってさらに平和への意識や関心が深まっていったこと。
*聖書の御言葉に助けられたことがたくさんあったこと。これからも聖書を開いていきたいこと。
*卒業制作としての在校生へのプレゼントのこと。
*在校生のみなさんにはこれからも隣人とのつながりを大切にしながら学校生活を送ってほしいこと。
*後輩たちへ託した「平和のバトン」のへの思い・・・。
・・・卒業生全員のあふれ出る様々な思いを背負って一生懸命に語ってくれました。
思いを一つに共に祈り、思いを託し、思いを受けとめ合った卒業式になりました。
本当にご卒業おめでとうございます。一人ひとりの新たな道が守られますよう心から祈っています。