寒暖差が激しくなってきた湘南地区ですが、高校2年生は沖縄研修旅行へ、10月23日から27日にかけて行ってまいりました。
最初の2日間は平和学習でした。
平和祈念資料館、ひめゆりの塔への訪問、ガマ入壕体験を通して、沖縄地上戦の残酷さを実感する時間になりました。また、佐喜眞美術館、道の駅「かでな」に訪問し、普天間基地、嘉手納基地など戦争の代償と基地問題について考える機会となりました。
高校生という、未成年と成人の境目となる年齢だからこそ、自分たちの立場、環境、存在意義に思いを馳せることは大事なことだと改めて思い知らされました。
後半の3日間は文化体験でした。おきなわワールド、国際通り、美ら海水族館へ行って自由に沖縄の自然と文化を体験しました。沢山のお土産も手に入れることができ、生徒も楽しそうでした。
特に4日目は、コース別に分かれて沖縄の自然や文化に全身で浴びる行程でした。シュノーケリングやドラゴンボートで沖縄の海の中を満喫する「マリン体験」。カヤックでマングローブを観察しながら川を下る「マングローブ体験」。
イルカに直接触れることやクルージングでサンゴ礁のある海を見るなど動物や自然を楽しむ「もとぶ元気村体験」。紅芋タルトを実際に作り沖縄の食文化を楽しむ「紅芋タルト体験」。生徒たちの笑顔が溢れて、非常に満喫した様子でした。
学校で出会った友人と4泊5日過ごす時間が、生徒たちにとってかけがえのないものになったと信じています。高校2年生にとって、アレセイアで過ごす時間はあと半分。残りの日々を大切にしてほしいと願います。