5月14日(木)
帰りのサークルで、子どもたちに尋ねてみました。
「すみれ組の前に置いてあったプランターの芽がなくなっているの気付いた人いる?」
すると、
「知ってるー!」
「おれも知ってる。朝見たらなくなってた。」
「私も見た時、なかったよ。」
と、多くの子どもたちが気付いていました。
「昨日、小さい子がすみれさんにいじわるしちゃおうと思って抜いたんじゃなくて、大切にしているの知らなくって、何かあるなぁ、抜いたら楽しいなぁって抜いちゃったみたい。小さい子だからまだわからないし、仕方ないと思うのだけど、みんなはもうなしでいい?」
そう話すと、
「やだ!」
という返事。
「そっかー。じゃあどうやったらまた種を手に入れることができるかなぁ?」
と聞くと、
「もう一回冒険に行ったらいい。」
という声。
ここから子どもたちの考えは二つに分かれます。
①「冒険に行ったところと同じ場所に行けば、また宝箱はあるはず。」
②「一回もらったからもう同じ場所にはないんじゃない?」
そこで、
「じゃあ、あのなぞの手紙は誰がくれたんだろうね?」
と尋ねてみると、
「絵が上手な人とか字が上手な人。」
「もしかしたら、すみれ組の誰かかもしれない。」
という声。
Aちゃんは一人ひとりに、
「ねえ、あの手紙書いた?」
と聞いて回り始めました。
その姿を見て、
「みんなに聞いてみてもいいよ。」
と伝えると、今度はBくんとCくんが、
「じゃあ、聞いてあげる!」
と引き継ぎ、
「ねえ、書いた?」
とみんなに聞いて回っていました。
結果は全員「NO」。
さらに、
「年長さんなんじゃない?」
「給食さんかも。」
と、想像はどんどん広がっていきました。
そこで今度は話題を変えてみました。
「もし種が手に入ったとしても、芽が出てきたらまた小さい子は取りたくなっちゃうかもしれないよ。どうしたらいいかな。」
すると、
「何かを立てといたらいい。」
「とらないでね、って。」
という意見が出ました。
「でも小さい子は字が読めるかな?」
「読めない。」
「じゃあどうする?」
すると、
「取ろうとしたらだめだよ、って教えてあげたらいい。」
「透明なおうちを作ったらいい。」
「お花屋さんに置いておけばいい。」
「手の形を描いて、葉っぱの形を描いて教えてあげる。」
「さよならしたあとに、ぬくぬくさんとかもこもこさんとかドライブとか分かれるでしょ?その時に年少さんに言いに行けばいい。」
「すみれさんの誰かがプランターの前で待っている。」
と、次々に考えが出てきます。
「えー、ずーっと遊ばないで待っていられるの?」
と聞くと、
「うん、だってお兄さんだもん。」
「お茶飲みたいときは交代したらいい。」
という頼もしい声も聞かれました。
さらに、
「すみれの中にいれとけばいい。」
という意見には、
「えー、部屋の中が砂だらけになっちゃうよ。」
という返事も。
一つの出来事から、「どうしたら守れるかな」「どうしたら伝わるかな」と、みんなで考え、たくさんの意見を出し合った子どもたち。
またどうしたらいいか、みんなで考えていこうという話をして、この日のサークルを終えました。