わたしたちの生き方
だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。(コリントの信徒への手紙 二 4章16~17節)
折々に引用される聖書の言葉です。
「外なる人」とは、日頃の生活の中で周囲からの一時的な評価や結果だけに囚われ心の自由を失いがちになる人です。一方、「内なる人」とは、生かされていることに感謝しつつ表面的なものに囚われず、悩み苦しみながらも自分の生き方を誠実に問い続けながら生きる人です。その人は日々新たにされていきます。
聖書は、次のように続いています。
「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」
2022年度も残り2週間となりました。
今年度も、新型コロナウイルス感染症防止の中での学校生活でした。
当たり前のことができない日々が続き、本当に歯がゆい思いで過ごしました。しかし、学校内での行事や校外での宿泊行事も行うことができ感謝です。
このような時だからこそ、何をすべきか、どうしたらよいのか共に知恵を出し合い歩んできました。
これからも日々の生活の中で、見えないものに目を注ぎ、いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝する歩みをしたいものです。
校長 山田 信幸