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平和学園からのお知らせ

2013年12月 3日

アレセイアの輝き 第124号

『収穫感謝礼拝』   平和学園小学校教諭 石黒敬子   

「地とそこに満ちるもの 世界とそこに住むものは、主のもの。主は、大海の上に地の基を置き 潮の流れの上に世界を築かれた。」 (詩篇24:1~2)

 

 金曜日は、小学校の収穫感謝礼拝でした。5年生は、全学の豚汁を作りました。当日は、お天気が心配でしたが、グランドに大鍋を設置して作り始めました。たくさんの具材を全て切り終えて鍋に火をかけ、煮込み始めたところでポツポツと雨が降ってきました。さあ、大変です。急きょ、テントを張ることにしました。男の先生たちに手伝ってもらいながら5年生全員で力を合わせてテントを張りました。豚汁は、無事に雨から守られることができました。

 

 今日は、収穫感謝礼拝の起源についてお話します。1620年、今から400年近く前のお話です。イギリスからピューリタンと呼ばれる102名のクリスチャンが、自分たちの信仰を守るためにメイフラワー号という船に乗って、新天地のアメリカ大陸に向かいました。彼らは、プリマスという地に上陸して土地を開墾しました。ところが、新しい生活は厳しく、飢えと寒さのため半数の者が亡くなりました。

 

 彼らに救いの手を差しのべたのは、原住民のインディアンです。インディアンたちは、トウモロコシや小麦などその土地に合った農作物の種子を分けてくれました。そして、農耕の方法を教えてくれました。おかげで、次の年は豊かな収穫をすることができ、感謝の礼拝を捧げました。「小さな種の芽を育て、太陽を輝かせ、雨を降らせ、成長させて豊かな実りをお与え下さった神様に感謝します。」と祈りを捧げました。

 

 彼らは、何に対して感謝したのでしょうか。豊かな収穫を得て生きることができることに対する感謝、種子を分けて農耕を教えてくれた隣人への感謝、そして、命をいただくことに対して感謝を捧げたのです。

 

 私たちは、一人では生きていけません。共に支え合いながら生きています。感謝とは、自分一人だけの幸せを喜ぶのではなく、共に支え合って生きている絆の中から生まれてくるものです。もしも困難なことに立ち向かわなければならない時も、感謝の心を持てば、きっと乗り越える力を与えられるでしょう。私たちが、今与えられているもの、これまで備えられてきたものに対して、感謝する心が大切です。 

 

 

平和学園学園幼稚園  「お店屋さんごっこ」

 

 年中組では、お店屋さんごっこが流行になっています。やきそば屋さんやピザ屋さん等、様々なお店が開いています。「いらっしゃいませ!ピザどうぞ!」「でも、お客さん少ないね!」「もっときてほしいな。」子どもは考え、思い付きました。外で開店したり、デリバリーをするという方法です。お店は大繁盛となりました。この遊びの中で子どもたちの悩む姿や、嬉しそうに喜び合う様子から、自立に向かって一歩一歩成長してきていると感じました。今は、お店のある町づくりが始まっています。どんな町ができていくでしょうか。

 

平和学園小学校  「キリスト教強調週間・特別礼拝」

 

 11月14日、茅ヶ崎シオン・キリスト教会の岸田悟牧師を小学校にお迎えし、特別礼拝が行われました。『子供たちと神の国』と題し、語りかけるように、優しくお話をしてくださいました。小さいものの中に、私達一人ひとりの中にイエスさまが共にいて歩んでくださることを、教えて下さいました。また、さんびの会のお母様方が、讃美歌「シャロンの花」を歌ってくださいました。とてもきれいな歌声がグレーニアホールに響きました。感謝です。

 

 

アレセイア湘南中学校  「English Day」

 

 10月23日(水): この日、中学1年生はJack- o’- Lantern作りをしながら10名のNative speaker の方々と共にall Englishで一日を過ごしました。

 Halloween用の大きなカボチャは一人一個。怖い顔、笑っている顔、不思議な顔、等々・・どのJack-o’-Lanternも生徒の思いが、いっぱい詰まったものでした。

 カボチャを家に持ち帰った生徒はロウソクを灯し“trick or treat”、”Be careful”等と、この日覚えた英語を復唱!?したとの事でした。

 中学2・3年生のEnglish Dayは来年2月21日に予定しています。さて・・どんなコミュニケーションactivityになるのか今から楽しみです。

 

 

アレセイア湘南高等学校  「クリスマスツリー点灯式」

 

 11月15日の夕方、クリスマスツリー点灯式がロビニアホールにて行われました。中高宗教委員・ハンドベル部の生徒たちに協力を得、温かい時間をもつことができました。ハンドベル部の演奏・讃美歌・聖書朗読・聖書のメッセージと、クリスマスの一番大切なことを思い起こさせてくれる内容でした。式の後には、保護者会の方々がお茶とお菓子のおもてなしをしてくださり、生徒・児童・教員・保護者の方々の嬉しそうな顔でいっぱいでした。毎日の生活の中でもイエスさまを心の中にお迎えし、自分も他人も笑顔にできるような生き方をしていきたいものです。

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