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平和学園からのお知らせ

2011年12月 1日

アレセイアの輝き 第110号

『収穫を感謝して』 平和学園小学校教諭 雫 永法

「わたしたちは、与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っていますから、」(ローマの信徒への手紙12章6節

 

 11月11日の収穫感謝では、それぞれに素晴らしいなと感じることがありました。1年生はミニトマト、2年生はとうもろこし、3年生はミニトマトやきゅうり、4年生はゴーヤ、オクラ、そして何と言っても卒業生である岡さんの田んぼで育てさせていただいているもち米、5年生は残念ながら野菜がうまく育たなかったようで、自分たちの育てた野菜でという訳にはいきませんでしたが愛情のいっぱい詰まった豚汁、そして6年生はこれらの学年が育てたものを紹介しやすいように心のこもった進行とそれぞれが自分たちのできることを一生懸命に行っていてとてもいいなと思いました。

 どの学年も実際にいろいろな野菜のお世話をしている中で、まさに大地の恵み・・・神様がこれらのお野菜を育ててくれたということを感じて、感謝の気持ちをもったということが伝わってきて私も本当にそうだなと思いました。そして共に嬉しく感じ、こういうことを学校のみんなで共有する機会があるということもまた感謝だなと思いました。

 収穫感謝礼拝の前日には、幼稚園年長組のお友だちがカレーを作っておすそ分けを持ってきてくれましたね。皆さん食べましたか?美味しかったですね。幼稚園生たちが自分たちのことを思って一生懸命に作って届けてくれたその思いが入っているからでしょうか、特別においしく感じました。

 翌日には、5年生が豚汁を作りました。実は幼稚園にも届けたのですが、幼稚園生たちは豚汁が運び込まれるのを見て大喜びの様子でした。5年生も喜ぶ幼稚園生たちに「カレーとっても美味しかったよ、ありがとう」から始まり、「熱いから気をつけてね」「おかわりもあるよ!」「いっぱい食べてね」と張り切って食べるお手伝いをしていました。幼稚園生たちは「美味しい!」「ありがとう」「あったまるね」とこぼれるような笑顔で言ってくれていました。たくさんのありがとうが幼稚園の保育室にあふれました。

今年も収穫感謝の時を共に過ごし、みんなで分け合う素晴らしさを感じることができてあらためて感謝したいなと思いました。

 


平和学園幼稚園「収穫感謝の交わり」

 幼稚園では収穫感謝の日にカレーを作りました。今年は、子どもたちから"小学生にカレーをあげたい"という意見があり、みんなで作ったカレーを届けました。次の日沢山のおいしかったよ!ありがとう!のお手紙をもらって子どもたちは大喜びで真剣に一枚一枚読んでいました。そして今年は5年生から年長ぐみにとん汁が届き、小学生がよそってくれる様子を目を輝かせわくわく待つ子どもたちでした。小学校生と幼稚園生の"カレーおいしかったよ""とん汁おいしいよ"ということばのやりとりをきいていると、交わる機会がすぐそこにあるという環境が、子どもの成長には必要なのだと改めて思いました。


平和学園小学校「平和学園小学校バザー」

 11月3日PTA主催で伝統ある小学校バザーが開かれました。半年前からバザー準備を開始し熱心に活動するPTAの皆様が作成した学年ごとに特色あるコーナーは平和学園とこども達を愛する熱い思いが伝わるブースとなっていました。今年は5年生、6年生有志による肩もみコーナーや10円から遊べる子どもコーナー、校長による読み聞かせを学校紹介コーナーで実施するなど、新たな企画も加わり充実したバザーとなりました。

 小さなお子さんからお年寄りまで参加できるバザーも平和学園が平和ファミリーと言われる所以なのです。今年から各学年のブースに教職員が加わり販売にも参加させていただきました。同窓会バザーコーナーにはたくさんの卒業生が協力し、さらにJAZZ演奏も加わり好評のうちに幕を閉じました。


アレセイア湘南中学校「収穫感謝礼拝」

 11月11日(金)松島先生による収穫感謝礼拝を持ちました。私たちの学校では毎年、野菜や果物を壇上に飾り、秋の実りに感謝を捧げる礼拝を守っています。この野菜や果物は生徒のみなさんが、ご家庭から持ち寄って下さったものです。

 礼拝では収穫感謝の由来について又、共に分かち合うことの大切さについてのお話がありました。集められた野菜・果物は放課後、宗教委員(中学:クラス委員)の生徒、希望者と共にお隣にある白十字会林間学校へ持って行き、礼拝を捧げプレゼントしました。共に賛美し、共に喜びを分かち合う、すばらしい一時でした。


アレセイア湘南高校学校「点灯式」

 11月18日(金)点灯式が行われました。ハンドベル部の「きよしこのよる」のハンドベルの音色がロビニアホールいっぱいに響き、点灯式が始まりました。始まる時には、会場が幼稚園生、小学生、中高生、保護者、教師でたくさんになり、司会者による聖書朗読、全員によるクリスマスの讃美歌が歌われました。

 途中、クリスマスツリーの点灯のカウントダウンが始まりました。会場は、一瞬真っ暗になり、「10,9,8、・・・3,2,1,0」ツリーに光がともりました。再びハンドベル部による「あれののはてに」の演奏が行われました。お話では「神さまは私たちと一緒にいてくださることと東日本大震災で被災された方々を覚えることの大切さ」が語られました。終りに保護者の方々のあたたかいお茶とお菓子の接待がありました。天候にも恵まれ、素晴らしい時を過すことができました。

 

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