礼拝後、E先生に描いてもらった地図と担任が作った手紙を子どもたちに見せました。
「みんな聞いて!こんな手紙と地図がすみれ組に届いていたの。」
すると、みんなすぐに宝を探す気満々になりました。なぞなぞの①と③はすぐに分かりましたが、②(空中歩廊)は少しわかりづらかったため、とりあえず行ってみることにしました。
その前に、恐竜のご飯のお肉と焼いた虫を慌てて作りました。
「これはトンボのやいたやつ。」
「これはトカゲのやいたやつだよ。」
新聞紙を茶色の色画用紙で巻いたものがお肉、黒い画用紙で巻いたものが虫です。プラスチックのパックに詰め、やっと出発しました。今回も円陣を組むことは忘れていませんでした。冒険にはK先生も一緒に行ってくださいました。
「しろとくろのどうぶつ」はすぐにルルリリだと分かり、門から出ることに成功しました。
4号館に入り、少し暗い場所に差しかかると、「ここ恐竜いるかな?」という声が。
「いるよ。大きい恐竜が。」
「ティラノサウルスがいるかも。」
「そしたらここに恐竜のご飯置いておいて、恐竜が食べてるうちにさっと通る?」
「うん!」
子どもたちは台の上にお肉と焼いた虫を置きました。
「眺めがいいところってどこかなあ?」と聞くと、「こっちだよ!」と階段を指さす子どもたち。上ってみると、確かに高くていい眺めでした。
「信号や道路が地図に描いてあるけど・・・。」と言うと、
「あ!信号だ!」
「道路もあるよ!」
と次々に発見し、ここが②の場所だと分かりました。
「じゃあこの③の場所はどうやって行くのかな?」
「こっちだと思うよ!」
階段を下りていく途中、「あ!危険生物にやられた・・・。」と倒れるJくん。その影響を受けてTくん、Zくんもバタバタと倒れました。
「どうしよう!どうしたら助かるかな?」
「あ、注射したらいいかな?」
「よし、チクン!」
Aくんが注射をしてくれて、3人は無事に生還しました。
Iちゃんが「こっちだよ!」と教えてくれ、以前行ったことのあるカメの池に到着しました。
「この近くに大きなお城みたいなのはあるかな?あ!大きい建物がある!」と担任が指さすと、
「大きなドアがあるからここだよ!」
「中を見てみて!小さい窓もあるかもしれないね。」
と子どもたち。
近くまで行くと、大きなドアの向こうに小さな窓が見えました。
「みんな何て言ってみる?」
「宝物届いていませんか?って聞く。」
「じゃあ、みんなで言えるかな?」
「うん!!」
そーっと中に入り、みんなで「宝物届いていませんか?」と聞いてみると、「もしかして届いているかも・・・。これかな?」と宝箱を持ってきてくれました。みんな大喜びでした。
本当は部屋に戻ってから中を見ようと思っていましたが、待ちきれない様子だったため、その場で開けてみることに。
「ラムネが入っているんじゃない?」
と年少の時の経験から推測する子もいました。
開けてみると、袋が9個。青い物体と黒い物体が入っていました。
「食べられるかなぁ?」
書いてあることを読むと、
「種なんじゃない?」
「土に埋めたらいいのかも!」
と子どもたちなりに考えていました。
「こんなにたくさん袋があるよね。あ、年中組ってすみれ組の他に何組があるっけ?」と聞くと、
「さくら組!」
「たんぽぽ組!」
「そうしたら、さくらさんとたんぽぽさんにもこれを分けてあげるのはどうかな?」
「いいよー!」
ということになりました。
「じゃあ、宝物も見つかったし、また幼稚園に帰ろう!」と進みだしましたが、カメの池で足止め。
「ここで休憩しちゃおうか?Tくんにまたチョコレート持ってきてもらってるよ!」
と言うと、Tくんがみんなに配ってくれました。
「これで元気が出た。」
「本物食べたいなぁ。」
と話しながら、また全員で幼稚園へ向かって出発しました。
帰り道の空中歩廊では、新たな発見が続きました。屋根のフンに気付いた子が、
「あ!恐竜のうんちだ!!」
「えっ?!」
と大騒ぎ。K先生と一緒に透明の屋根に張り付いているうんちを指さしていました。
さらに、窓の外にある石を見つけて、
「恐竜の化石があるよ!」
「あ!恐竜が壊したドアも見える!」
と大興奮。
むき出しになっている消火器を見て、
「きっとドアを恐竜が壊しちゃったんだよ。」
と想像を膨らませる姿もありました。
そんな中、空中歩廊の絨毯の染みを見て、
「恐竜の足跡だ!」
と叫ぶ子も。本当に恐竜の足跡に見えてくるから不思議です。大きな足跡のほかに、小さな足跡も見つけ、
「すごいね!。本当に恐竜がいるんだね!」
と話しながら幼稚園へ戻りました。
幼稚園に着くと、早速たんぽぽ組とさくら組へ。
「宝箱に入っていたんだよ。」
「土に埋めるといいみたい。」
「ジャックの豆ができるかも。」
「黒いのはわからないんだ。」
と、みんな一生懸命説明していました。
ご飯を食べた後、「そうだ!種を土のベッドに寝かせる準備をしないと!」と担任が言うと、
「ぼくもやるー!」
「わたしもやりたい。」
と何人かの子どもたちが集まりました。
プランターを出し、鉢底ネットを探し、石を入れ、土を運ぶところまで、子どもたちの手で進めました。
「重いでしょ?先生が運ぶよ。」
と言っても、
「一人で運べる!」
と力持ちのOくん。Tくん、Rちゃん、Wちゃんは3人で運んでいましたが、途中でHくんが交代してくれました。
掃除の後、部屋の前の階段に座り、順番に土を入れて種を蒔いた子どもたち。
次の日は大雨で、プランターを一緒に見ることができないままゴールデンウィークに入りました。
種のことは覚えているかな?





