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れんらくノート

2020年11月 9日

収穫感謝週間

本日から収穫感謝週間を迎え、年長組の子どもたちがスーパーと八百屋さんへ買い物に行きました。
これまでは年長組の子どもたちが揃って買い物に出かけていました。
しかし、今年度は新型コロナウィルス感染症の影響を考慮しグループごとのちいさな集団で街へ出ました。

自分たちが買うものが記されたメモと売り場に順に目をやって買うべきものを探します。
スーパーの方の好意もあり買うべきものは1か所にまとめてくれていたのですが、普段の売り場ではどこに置かれているのかそんなことを確認しながら買い物を進めました。
レジではなかなか手にすることもないであろう、お札を渡しておつりをもらうやり取りがあり、「これでいいですか(2,400円に対して1000円札3枚を渡して)?」と尋ねるなど緊張している?と思えるようなやり取りも見られました。

八百屋さんに行くグループの子どもたちは、住宅地の中を抜けてお店まで向かいます。
途中途中、紅葉した葉を見つけたり、柚子やみかんの木になっている実を見つけるなど真っ只中の秋、そして来たる冬を感じつつ歩いていました。
スーパーの野菜売り場とは異なる八百屋さん。手書きの値札や、ざるに乗せられた果物、絵本の中でしか見たこともないという子もいるかもしれない空間はなんだか魅力的です。
お店の方とのやりとりも自然とはずみます。子どもたちの好きな「おみせやさんごっこ」の世界がありました。
カレーのスープをとるために必要なセロリは切られる前の大きな状態で売られており必要量に切り分けてくれました。ショウガも同様です。野球のグローブくらいの大きさのものを必要量に応じて切ってくれます。
スーパーでの買い物に慣れた私たちにとっての「しょうが1個」の感覚とは異なる大きさ。必要な量って、お店の売ってる量でなく自分で決めることも必要なのだなと思わされた瞬間でした。
地域の中にあるスーパーや商店、幼稚園から一歩踏み出すと地域の中に生きているのだなということを認識します。

恵みに感謝して、その恵みをわかちあう1週間が始まっていきます。

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