年長組の男の子と女の子が遊んでいます。
高く積めば高く積むほどバランスが悪くなる積み木。
一見、安定しているように見えて乗せようとするとぐらっと揺れます。
高さを競っているわけではないようでしたが、一応互いに意識をしあっているよう。
これ以上、積むべきか積まぬべきか一段一段高くするごとに迷う男の子。
迷うことなく大胆に積み上げ続ける女の子。
性差なのか生まれもった性格なのか、こういうのって見ていておもしろいです。
幼稚園の保育室の床はラグもカーペットもありませんから、積み木にしても線路にしても床で遊ぶにあたっての微妙な段差などが生まれません。ちょっとしたことですが、ちいさなストレスがないと子どもたちものびのびと遊んでいるような気がします。