年少組の子どもたちが登園してきます。
遊びたくて、準備もそっちのけで遊びだす子ども。
おうちの人との別れが寂しく泣いている子ども。
立ち尽くす子ども。
年長さんにぴったりくっついている子ども。
様々です。
そんな様々な子どもたちのお手伝いをする、実に様々な年長さんたち。
ついこの間、自分たちがお世話をしてもらっていたのにあっという間にする側になってしまいました。
「大丈夫だよ。」
「一緒にやろう!」
「やってあげようか?」
「・・・(言葉少なく手を引いていったり)」
「カバン持ってあげて、おれがつれてくから!(子ども担当・かばん担当のチームプレー)」
という具合に、年長さんは手を変え品を変え小さな新しいおともだちとの関わりをもち始めています。自分の思い通りにいかない年少さんとの関わり。この経験がねんちょう組を"年長組"にしていきます。
自分が、これまでしてもらってきたこと。
こうしてもらったら、自分ならうれしいかな?
ということを試して、成功したり・失敗しながら進んでいきます。
懸命に小さな足に小さな上履きを履かせてあげています。
完全に身を任せている年少さん。
涙のない、泣き声のない、静かな時間と空間が、そこにありました。
来週も待ってるよ!
出会いの1週間。
次は、どんな広がりが見れるかな?