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平和学園からのお知らせ

2018年3月20日

アレセイアの輝き 第152号

「巣立っていく人達に、神様の祝福がありますように」

学園宗教主任 横山厚志

「人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉に

よって生きることをあなたに知らせるためであった。」(申命記8章3節)

 

 高校2年生の聖書の授業では、旧約聖書を学んでいます。特に3学期は出エジプト記を学んできました。430年間、イスラエルの人々はエジプトで奴隷の状態にありました。神様はモーセを送ってイスラエルの人々の解放を行うのです。それはエジプトからの解放、出エジプトの出来事です。エジプトを出たイスラエルの人々を待っていたのは、荒れ野での自然の厳しさでした。水はない食料もない、いわば生きていくためには何が必要なのかを問われるものでした。約40年間、イスラエルの人々は荒れ野を放浪するのです。その間に神様は水を与え、食料であるマナやうずらを与えて、イスラエルの人々を支えるのです。この40年の間に、イスラエルの人々は神様に不満をたくさん言います。水がない、食べ物がないと、自分たちはエジプトに戻りたいとさえ言うのです。更に神から大切な神様の教えである十戒を授かった時には、神様を忘れて、エジプトの神を造り拝んでいました。それでも神様は、イスラエルの人々を守り、約束の地へと導くのです。神様の強い導きと愛を感じます。

 イスラエルの人々の荒れ野の40年の歩みは、私たちの人生の歩みと重なっていきます。この3月には高校、幼稚園、小学校、中学の卒業式が行われました。それぞれが人生の大切な時を迎えました。3月1日に、高校の卒業式が講堂で行われました。私は自分が高校を卒業する時に卒業式に出ることができませんでした。高校3年生の後期に学校に行けなくなって、卒業もできるかという状況でした。春休みになって、一人で職員室に行き、担任の先生から、関係書類を渡されて、卒業となったことを記憶しています。その時のことは今でも辛い記憶として残っています。

その後、教会の牧師となり、3つの教会に仕え、平和学園に導かれました。卒業式の時に、担任から一人一人の名前が呼ばれ、武部校長から卒業証書を受け取っていく姿、私はその近くにいる立場になりました。3年間、または6年間、またはそれ以上にこの学校で過ごし、次のステップに進んでいく。一人一人、いろいろな出来事があり、喜びや楽しみもあり、悲しみも苦しみも悩みもあったでしょう。この間を神は一人一人を守り、支えて下さったのだと思いました。

そして、卒業を迎えて、この学校を巣立っていく姿を見送ります。私は卒業していく一人一人に神様の祝福が、これからも豊かにありますように、そして生涯の終わりまで支えてくださるように、心からお祈りをします。幼稚園の卒園式、小学校の卒業式、中学の卒業式、新しい歩みにスタートしていく一人一人に、神様の祝福が豊かにありますようにと、お祈りします。神様は卒園、卒業していく一人一人を、豊かに守り導いてくださるにことを信じています。

 

 

平和学園幼稚園

「卒園式を迎えて」

 

♪もう もう 卒園だけど…

みんなにあえてよかった

いっぱい あそんだ ともだちは

ルビーよりたいせつ

うみみたいにたいせつなたからもの…

 

『幼稚園に入った頃はとても緊張して泣いたけれど、ともだちができて先生が助けてくれてもう大丈夫だと思った』と話す子どもたち。3年間様々な事がある中で、何かができることが特別なことではなくみんな違っていい助け合い共に生きていくことが喜びをだと肌で感じてくれている気がします。

幼稚園を支え盛り上げていた年長組は“次はお願いしていくよ”と年少組、年中組にバトンを渡し胸を張って巣立っていきました。(年長組教師)

 

 

平和学園小学校

「学習発表会」

3月7日、学習発表会が5年生の司会進行のもと行われました。1年生から3年生が英会話で学んできた歌の数々を手話とともに披露。元気に楽しく一生懸命に歌う姿、すてきでした。次に4年生から6年生による選択音楽(打楽器・金管・合唱)の演奏です。練習を重ねてきた高学年の迫力。下の学年にとっては憧れの的です。ハンドベルクラブの演奏もありました。みなさん、優しい音色の演奏をありがとう。

続いて、6年間の平和学園小学校での学びの集大成として、卒業論文の発表が行われました。まず論文の内容についてのプレゼンテーションがグレーニアホールで本人からあり、その後、各自のブースでの紹介・発表となりました。 目をキラキラさせて訪れる後輩たちにやさしく丁寧に応対しながら、自分が選んだ主題について熱く語ってくれました。6年生、さすがでした。

 

 

アレセイア湘南中学校

「中学3年の終わりに」

毎年、学年末になると、中学3年生は「聖書と私」という題名で思いを作文用紙にまとめます。今年も中学3年生の代表生徒が、中学礼拝で思いを述べてくれました。ある生徒は、幼稚園から聖書に触れていても今の自分にはさまざまな迷いがあると正直な気持ちを述べ、またある生徒は、中学時代に体験した心の葛藤をみ言葉によって乗り越えてきたこと、そして、多くの人に迷惑をかけた分、これからは誰かのためになるように努力したいという前向きな気持ちを述べてくれました。「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(マタイ7章7節)

これは、中学生に親しまれているみ言葉ですが、このみ言葉を通して、自ら行動することの大切さを主張した生徒もいました。キリスト教に出会った時期はそれぞれ異なりますが、心身ともに大きく成長する多感な時期に、毎日礼拝を持ち、聖書のみ言葉を聞き、讃美歌を歌うことで感じてきたものは大きいようです。聖書と共に成長していく生徒たちの様子に胸を打たれた時間でした。

 

 

アレセイア湘南高等学校

「卒業礼拝、卒業式を終えて」

 今年度は、卒業礼拝が2月26日に、卒業式が3月1日に行われました。卒業礼拝では、日本基督教団茅ヶ崎恵泉教会の柏明史牧師より、「静かな勇気に生きる人生」をテーマに、力強いメッセージをいただきました。柏牧師のメッセージは、新たな道を歩もうとする卒業生の糧となることだと思います。

卒業式の式辞では、オリンピックの話題に触れつつ、今後の人生が更に輝くことを期待するメッセージが送られました。卒業生一人一人が、アレセイアでの学びを胸に生きていくことを願っています。式後、卒業生たちは、思い思いの表情を浮かべながら、思い出の詰まったアレセイアに別れをつげ、旅立ってゆきました。今後の人生も、神様の恵みと祝福に溢れたものとなるようお祈りしております。

 

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