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平和学園からのお知らせ

2017年10月 6日

アレセイアの輝き 第149号

「平和の種」 平和学園小学校教諭 石黒敬子

「愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
ローマの信徒への手紙13章10節


今朝もこうしてみなさんと一緒に礼拝できることを感謝したいと思います。
一日のはじまりを讃美と祈りではじめられることは、とても幸せなことです。ここに平和があります。
私が小学生の時は、朝は朝礼がありました。グラウウンドに全校児童が集まって、校長先生のお話を聞くのです。私は、その朝礼の時間が苦手でした。でも、たったひとつだけ朝礼で校長先生がしてくださった話で、心にしみていつまでも忘れられない話があります。
それは、2年生になったばかりのころでした。校長先生は韓国に旅行に行き、韓国のお話をしてくれました。日本の隣の国は韓国であることを知り、私は、大変驚きました。なぜなら、それまで日本の隣国は中国だと思っていたからです。中国と日本の間に、自分が全く知らない国があったということは、とても新鮮な驚きでした。そして、校長先生が話してくれる韓国の文化にとても強くひかれました。
校長先生は、「日本は世界中のあらゆる国と仲よくしなければいけない。その中でも一番仲よくしなければいけないのは、お隣の国だ。」とおっしゃいました。なぜならば、隣の国同士というのは、けんか
 
をしやすく仲よくするのが難しいからです。仲よくするためには、相手を尊重して互いに認め合うことが大切だと教えて下さいました。
日本と韓国は、友好関係を結んでいます。でも、韓国の隣の国の北朝鮮はどうでしょうか。ミサイルを飛ばしたり、核兵器の実験を行ったりして、周りの国の平和を脅かしています。先週の金曜日と土曜日は、「平和をともに」を行いました。ひとりひとりが、平和について考えました。北朝鮮のミサイルがこわい、という声もたくさんありました。4年生の平和一分スピーチの中で、「北朝鮮にも平和にしたい人がいるはずです。ミサイルをうたないでほしいと思っている人がいるはずです。」という言葉がありました。ニュースを見ていると、北朝鮮の国家の恐ろしい姿ばかりがクローズアップされています。そんな中で、怒りをふくらませるだけでなく、相手の国にも自分たちと同じように平和を求める人々がいるという視点を持つことが大切です。北朝鮮とアメリカの国のリーダーが対立を深める中で、互いに向き合って対話をするように勧める動きもあります。
国家レベルではなく、日々の生活の中でも、人とぶつかったり、許し合えなかったりすることがあります。そんな時は相手と向き合って対話をすると、互いに理解が深まり分かりあえることがあります。対話の中に平和の種があります。

小学校児童礼拝(2017年9月26日)
 
 
 
平和学園幼稚園
「平和祭発表」

2学期が始まり、年長組の子どもたちはお泊り保育でそれぞれ8カ国に分かれて、その国の文化などを調べることになりました。始めは戸惑っていた子どもたちも、図鑑などを使って調べにいくに従い、だんだんと興味が沸いてきました。家に帰ってお母さんと一緒に調べたり、資料を持ってきたり積極的になってきました。そして、トーテムポールや四季の様子を表した富士山などを作成、民族ダンスや外国の歌や手遊びなどで8カ国を表現しました。製作過程では年少組や年中組の子どもたちも興味をもつようになり、年長組のお兄さんやお姉さんに教わりながら一緒に制作に加わるようになりました。
年長組の子どもたちの「せっかく作ったならみんなに見せてあげよう」という声から平和祭で発表することになりました。発表の前日まで子どもたちはセリフを覚えたり、歌を練習したり、不安になって自信がなくなってしまう子もいました。本番では自分たちが一生懸命準備してきた事に胸を張って、また緊張の中、発表することが出来ました。
 
 
 
平和学園小学校
「平和をともに」

毎年行われる『平和をともに』が賀川村島記念講堂で、9月22日・23日の2日間にわたり、沢山の保護者、来客の方々に参加していただき行われました。
平和学園の学園聖句を各学年で受け止め、それぞれの学年で成長に応じて発表する、『平和をともに』。平和学園が必然で存在する理由のひとつである学園聖句。平和を愛することから、平和を実現する人を目指す行事。こどもの真剣で純真な発信を素直に受け止め、参加された皆様と『平和をともに』を共有できた2日間でした。こどもの成長に欠かせない必然で行われる学校行事。これからも学部を越えて学校行事に参加していただければ幸いです。
学園聖句「平和を実現することは幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」
(新約聖書・マタイによる福音書5章9節)
 
 
 
アレセイア湘南中学高等学校
「自分をプロデュース」

9月15日、16日の2日間を通して平和祭が行われました。一般公開の16日はあいにくの天候でしたが、多くの方々に来場していただくことができました。今回のタイトルは「自分をプロデュース」。“日ごろスポットライトの当たらない部分、努力、人の活躍する機会が作られれば”という願いをもとに、このタイトルが決められました。来場した方をおもてなしする生徒の活き活きとした表情に、その真価を感じることができたのではないでしょうか。それぞれの生徒の想いや個性が表現され、ご来場くださった方々へ少しでも伝えることができていれば、と願っています。
「人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」(旧約聖書 サムエル記上16章7節)
ご来場くださった方々はもとより、共に平和祭をご支援いただき、作り上げてくださった皆様へ、心より御礼申し上げます。

 

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