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れんらくノート

2020年9月30日

トンボとバッタ

2歳の子どもたちが、自分たちの遥か頭上を飛ぶトンボを捕まえようと虫網を持って走っています。

もちろん捕まえたいという気持ちもあるのでしょう。しかし、それ以上に虫網を持って追いかけている

状況自体が楽しくて仕方がないという感じでしょうか。

気がついたら秋らしい陽気になり、園庭には秋の虫たちの姿が訪れるようになりました。

年長組の子どもたちは新しい園舎であっても虫がいるところはよくわかっているようで茂みや、

花壇の周りを中心に探索しています。人の気配を察知して茂みから何かが飛び出します。

「いたっ!」

声がしたと思ったら、あっという間に何かを捕まえました。

大きなバッタです。捕まえた子の周りで歓声が上がり、次の瞬間には「先生に見せに行こう!」

と保育室へかけていき、虫かごにバッタをしまい、第二第三の獲物を見つけに行ってしまいました。

あまりの手慣れた動き、切り替えの早さ、「職人」といった感じでした。

のんびり、ふんわり、トンボと戯れる2歳の子どもたちも、あんな風にたくましく成長していくのでしょう。

まだまだ、当分の間はトンボに遊んでもらう日々でしょう。

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