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れんらくノート

2020年1月27日

水場から想うこと

暖冬といえども冬は冬。

寒いものは寒いですね。

暖かい室内であっても水に触れるのは嫌なものですよね。

食器や調理器具を洗うのも嫌になりますよね。

幼稚園ではというと・・・

そんなことは関係ない!という具合に水遊びを楽しむ子たちがいます。

使用感あふれる洗い場。写真を見ているだけでもぶるっとしますね。

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年少組の子どもたちが生活する園舎の前には水たまり。

しっかり、お水で遊んだ名残があります。

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打って変わって、年中・年長組の部屋の前の水場はというと・・・

最低限の使用感。手洗いうがい、ちょっとした洗い物を行った程度なのでしょう。

ダイナミックに作られた川も今日は水無川。

さすがの子どもでも"きつい"という判断だったのでしょうか。

自分のやりたいことを選ぶ力も、日々の遊びの中で鍛えられているのでしょうか。

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乾燥した中で、お水をたっぷり使った子どもたちの手。

きっと赤くなって、赤切れしたり、ささくれたりするのでしょう。

その先にハンドクリームを塗ってくれる、おうちの人の姿があるかもなどと想像してしまいます。

お母さんと同じ素敵な匂いを纏えることを喜ぶ女の子がいるかもしれない。

「そんなの嫌だよ。」と体をくねらせ逃げようとする男の子もいるかもしれない。

子どもたちの小さな手が適度に荒れてたくましくなり、誰かの優しさに包まれて

また治って、また遊んでという、子どもらしい生活がこれからもありますように。