ある日のこと年少さんの男の子が、年中さんの作っていたロボットの腕や脚のパーツを見つけて自分もそれが欲しくなりました。そこでちょっと貸してもらおうと声をかけてみたのですが、大事なものだったのか断られてしまったよう。そこで、先生と一緒に同じような腕と脚のパーツを作りました。
そんな、パーツが保育室に置いてあったのを見つけた別の子どもが一言。
「あれ、やりたいんだけど」
牛乳パックで腕のパーツを、段ボールで脚のパーツを作ります。
完成すると、自ら装着。
周りで見ていた4~5人の男の子たちの視線が注がれます。
「ぼくも、やりたい!」が集まり、次々にロボットが誕生。
廊下を練り歩く、ロボットたち。
「ねー、これさ"ロボットぐんだん"っていうことにしようよ」
「いいよー!でも強くなかったらどうする?」
「エネルギーを入れればいいんだよ!」
エネルギーは何にしよう?相談した結果、水筒のお茶に落ち着いたようです。
歩き回っては、エネルギー補給。
歩き回っては、エネルギー補給。
繰り返し、繰り返し、楽しむ子どもたちです。
他の学年のあそびがきっかけとなり、ひとりがふたり、三人四人と・・・
あそびを広げていく年少さんなのでした。