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れんらくノート

2020年10月14日

園庭の片隅で

年少組・年中組・年長組の子どもたちが帰りの支度をするために園庭から保育室に戻っていきます。

そうなってしまうと、園庭には誰もいない?そんなことはありません。

幼稚園のいちばんちいさな子どもたちが遊んでいます。

1歳児クラスのつくし組、2歳児クラスのあんず組の子どもたち。

広くあいた園庭をおおきく使って・・・ということもなく細々と自分たちのすきなことを楽しんでいます。

砂にふれ、木にふれ、友だちや先生にふれ、過ごしています。

ことばで伝えるだけでは表現しきれないかわいらしさは実際に "見て・聞いて" 感じてほしいものです。

舌足らずなことばも文字にするとなかなかそのかわいらしさは伝わらないでしょう。

「ふぉれ、ふぁあに?」が、多分「これ、なあに?」って言っているのだろうなということを理解すること。

それも、その場で聞いているからこそのリアルさがあるのでしょう。

こういう声で話しをするのはあとどれくらいなんだろう。

(いつまでも覚えておきたいのに気がつくと頭の中で再生できなくなってしまうのはなぜ?)

年長組になる頃にはどんな子になっているのだろう?

今までにはなかった4・5年後を考えるという感覚。

お昼ごはんのため保育室に戻る子どもたちのたどたどしい歩みを見送りながら不思議な気持ちになりました。

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