廊下でひとりの女の子に声をかけられ、洋服の裾をつかまれます。
「私ね、昨日泣いて帰ったの」
そんな報告を受けました。
「どこか、怪我しちゃった?」 (ううん)
「お腹とか、頭とか痛くなっちゃった?」 (ううん)
「どうして泣いてしまったの?」
「あのね・・・○○くんの手を踏んじゃったの?」
「それで、悲しくなっちゃったんだ?」 (うん)
いろいろなことがあって、日々が始まったり、終わったり。
その中で、子どもたちが生活しています。
悪いなって気持ちや、ぎゅっとなった悲しい気持ちが晴れたから話せたのかな?
それとも、誰かに話すことですっとしたかったのかな?
どちらにせよ、晴れてたらいいな。