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2016年7月12日 国際交流国際英語塾

2016年英国語学研修報告 その2

 7月9日(第六日)と10日(第七日)は、週末となるため、生徒たちはホストファミリーと、それぞれの時間を過ごしました。
 
 7月11日(第八日)の午前中は、まずウェールズ語の授業を受け、ウェールズに伝わる讃美歌「カロンラン」の練習をしました。この曲は、最終日に行われる送別会で、アレセイアの生徒たちが、現地でお世話になった人々に感謝の気持ちを込めて歌うことになっている曲です。この讃美歌の歌詞はウェールズ語で、ウェールズ語の発音は、英語とはあれこれ違うので、最初のうちは生徒たちも苦労したようですが、やがて慣れてきて、次第に大きな声で歌えるようになりました。
 
 残りの時間は二手に分かれ、それぞれに学びました。
 
 一つのグループは、午前の残りの時間を世界遺産の町コンウェーについて英語で学び、午後は、そのコンウェーにあるプラス・モーという古いお屋敷を尋ねました。そこには昔の道具も多数展示されていて、当時の生活ぶりを学びました。
 
 もう一つのグループは、午前中は、大学のすぐそばにある複合型コミュニティセンター“ポンティオ”を見学しました。この施設は日本では見かけないタイプのもので、大学の施設と、地域の方々が利用する施設が混在し、大学と地域をつなげる役割を果たしている施設です。
 
 午後は、チャリティショップの見学と店員・お客様へのインタービューを行い、英語をたくさん使う経験をしました。チャリティショップとは、日本でいう所の中古品取り扱い店(古道具屋、古着屋、古本屋など)ですが、日本のそれと違うのは、売上の一部が必ず寄付される事です。店内には、どこへどれだけの寄付がされたのかが分かるようになっているそうです。イギリスでは、このように日常生活の中にチャリティが根付いているのです。
 

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