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進路情報

GUシステム

希望進路の実現へ

 「GU」とは"grow up"の略、「成長する」という意味です。進路と学習は密接にかかわっており、希望進路を実現するために進路指導体制と学習指導体制を構築しています(GUシステム)。GUシステムは探求コースに目を向けた「基礎的な学力をサポートする」役割と特進コース向けの「基礎的な学力を応用力に変えていく」役割の二つをあわせもっています。高等学校では卒業後の進路先にむけ、主に2つの選抜方式を使うことになります。

一般型選抜

 従来の一般受験と呼ばれていたもので、主に学力試験のみで合否が決まる選抜方式です。文系ならば英国社、理系ならば英数理の科目で受験します。特進コースの生徒は一般型選抜での上位大学への合格を目指すコースであり、一般型選抜の対策が充実しているコースです。

総合型/推薦型選抜

総合型選抜は少し前までAO入試と呼ばれていました。当時のAO入試の多くは面接のみで合格することも多く、学習していなくても合格になることがありました。総合型選抜に名称が変わり、各大学は「面接だけでは合格を出さない」ように文部科学省から指導が入っています。そのため、「基礎的な学力 + 判断力や表現力 + 主体的に物事を行ってきた経験」の3つの要素で合否を決定します。  推薦型選抜も同様で、従来の指定校推薦や公募制推薦も基礎学力を問われるようになりました。  探求コースではこの総合型選抜での合格を目指します。

これらの選抜方式の特性に合わせて本校では下記のような指導体制(GUシステム)を取っています。

GUシステム

GUセミナー

 高校1、2年生では土曜日にGUセミナーと呼ばれる一般受験対策講座が開講されます。文系は英国、理系は英数を学び、日ごろの授業では扱いきれない部分を学びます。90分授業という長い時間で演習から解説までを1日で行い、応用力を鍛えます。(※特進コースは必修であり、探求コースは成績基準等の制限があります)

土曜セミナー1年生・2年生[国・英・数]

土曜セミナー1年生・2年生

土曜日の午前中に行われる1・2年対象のセミナーです。授業の発展学習から大学入試センター試験など入試対策演習を学年に応じて行います。

放課後セミナー3年生[国・英・数・理・社]

放課後セミナー3年生

主に3年生を対象に、一般入学試験対策としての問題演習に、平日の放課後90分、毎日行なっています。

夏・冬・春季セミナー

夏・冬・春季セミナー

土曜、放課後セミナーの延長として、夏・冬・春休み中に約20日間行います。

スタディサプリ

 特進コースは必ず加入しています。1年の間に2度の到達度テストを行っており、その時点での既習範囲のテストを行っています。得られた結果で自分の苦手が分かり、長期休暇などを利用しその苦手を克服しています。探求コースでは希望制であり、あくまで自学自習用として活用しています。

放課後オンライン講座

 ZOOMを用いて、水曜日と金曜日の放課後の時間に基礎的な講座を開講しています。全ての選抜試験で問われる基礎学力を補てんするための講座です。現在(2022年度)の段階で開講しているのが「中学英文法総復習講座」「数学I総復習講座」「高校1年英文法講座」「高校2年英文法講座」「高校英語補習講座」です。また、放課後のオンラインの特性を利用し、志望理由書の作成ガイダンスなどを行っています。

学習アプリmonoxer

 すべての選抜方式で問われる基礎学力を学ぶことができるようにAIによるアプリケーションを導入しています。英単語や英熟語、英文法などの暗記が必要なもの、社会や理科の基礎的な知識を暗記するためにAIを活用し効率よく暗記しています。また、日ごろ行われる暗記テストをアプリケーションで行うことにより、自身の努力と結果を常にフィードバックできるようになっています。

学校独自の進路マップ

 各学年でどのような準備が必要で、そして、どのような指導をするのかを体系化し進路マップとして扱っています。担任や学年団の教員はその進路マップをもとに定期的に面談を行い、進路や学習に向けた意識を醸成するよう心がけています。最低でも各学期で1度は面談する機会があり、また、日ごろの小テストの点数などによっては声掛けをする回数を増やしています。進路実現は教員とタッグを組んで行える環境になっています。

GUサポート

大学や入試問題を深く知り、意識と意欲を高めます。

高校1年次から大学見学会や大学研究会に参加することで、大学や入試問題について知り、目的意識を持って授業や進学準備学習にのぞむことが出来ます。

GO!GO!大学見学会

大学見学会

早稲田大学・慶應義塾大学・横浜国立大学などにチャーターバスを利用して見学に行きます。早い段階から大学を知り、目的意識の向上を図ります。