アイマスク体験・インスタントシニア体験
5月9日火曜日3,4校時、総合的な学習の時間に、茅ヶ崎誘導グループ草笛の皆様と茅ヶ崎社会福祉協議会職員の皆様を特別講師としてお招きし、「アイマスク体験」と「インスタントシニア体験」を実施しました。
「 アイマスク体験 」
誘導の仕方を教えていただきながら、外に出て2人一組で歩いてみました。歩き慣れた道も、見えないと一歩を踏み出すのが怖くて、目の不自由な方の苦労を知ると同時に、誘導してくれるパートナーの大切さを学びました。
視覚障害者の持つ白杖についてのお話。
誘導のとき気をつけることを教わりました。
少しの段差も大きな障害物になりました。
隣に友達がいるので安心して歩けました。
生徒の感想から
・「段差があったらどうしよう」とか「転んだりしたら」とか、パートナーがいてもずっと怖かったです。
・アイマスクをするとまっくらでなにも見えなくてとても不安になりました。そんな中、誘導してくれる人だけがたよりで、心強いなと思いました。
・町で目の見えない人、白杖を持っている人がいたら、声をかけて少しでも役に立てたらいいなと思います。
「 インスタントシニア体験 」
インスタントシニア体験では、ゴーグルやおもりをつけて、校内を歩きまわりました。日常の動作も普段と勝手が違って非常に難しく、お年寄りの方の気持ちになって考えるきっかけとなりました。
重りのつけ方と大変さをレクチャーしていただきました。
おもりなどの道具を装着します。
階段は下りのほうがこわかったようです。
点字を頼りにある人の気持ちを教えて頂きました。
生徒の感想から
・おもりのせいで足のコントロールが取りづらく、歩くのが大変でした。しかも、ゴーグルをつけていたので周りが見えづらく、よそ見をすると転びそうでした。
・白内障体験のとき、いつも見えている景色とちがったので途中でこわくて外してしまいました。しかし、白内障の方は毎日こうで大変だと感じました。
・町中で困っているお年寄りの方を見つけたら、助けてあげようと思いました。
・図書室へ行って本を読むときに、題名を読むだけでも大変だったし、階段を下りるとき手すりをつかまないと下りられませんでした。
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