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2015年12月 1日 アレセイア通信

校長室から(アレセイア通信)12月号

                  ブッシュダンス ・・体育祭に伝統が生まれた!?・・

 好天に恵まれ、10月6日(火)2015年度第44回体育祭が行われました。現在のかたちでは10回目、新校舎完成に伴う校地整備が終了しアレセイア湘南のグランドが使えるようになってからです。丁度私が赴任した年に再開されたのでこの十年の歩みは克明に覚えています。その積み重ねの中で本校らしい伝統が形成されつつあるように思います。

 

  1. 廃ストッキング→ムカデ競争の最初

  今では長下駄(長い板に足先を入れるヒモが多数つけられたムカデ競技用の用具)が準備され、等しい人数のムカデ競争になっていますが、再開当初は用具づくりから始まりました。女性用のストッキングの不用品を集め、それをロープに等間隔に結び、さらにそれで生徒の足首を縛るというムカデ競争でした。

  1. ブッシュダンス→オーストラリア語学研修のおみやげ 

  本校は、中高の希望者の語学研修としてオーストラリアのアナンデール・クリスチャン・カレッジにお世話になっています。その引率をした当時の体育主任が現地のフォークダンス(ブッシュダンス)を持ち帰り、再開した体育祭のプログラムの中心においたものです。高校3年生の修養会のキャンプファイアーにも取り入れられ、生徒の人気も高く、アレセイア湘南のダンスとして定着しました。

  1. 幼稚園児との交流→平和祭も体育祭も開拓者は幼稚園

  体育祭の見学に幼稚園児が来訪します。丁度、フォークダンスの時間帯と重なることが多く、ある年から一緒にダンスをするようになりました。小さな幼稚園児に大きな中高生が優しく手をとりダンスをリードする様子はまさに平和学園・アレセイア湘南ならではで、全国を捜してもこうした例は少ないと思います。更に、保護者の皆様にも参加を願っていますので、幼・少・青・壮、男・女、大変広がりのあるダンスとなりました。

  幼稚園は、中高の文化祭(平和祭)にも早くから参加をしています。そもそも平和学園の歴史の中では幼小中高が一つになって行事を行うことが多かったと聞きます。ですから、中高が核となりながらも、文字通りの平和祭として学園全体が参加できる行事になることは素晴らしいことです。いつも、幼稚園がそうした先鞭をつけてくれることに感謝します。

  1. 来年の体育祭

  来年は本校創立70周年の年です。学園の周年行事実行委員会が色々な企画を検討しています。60周年から70周年に至る十年間に中高は大きな変化をしてきました。次の80周年に向けて平和祭、体育祭その他の行事も総合的にとらえ、現在の姿を見直し、アレセイア湘南の更なる飛躍につながる70周年でありたいと願っています。

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                     学校長 飯塚正秀

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