2017年6月1日 4時間目(12:10~13:00)
高校2年Cクラス コミュニケーション英語IIの授業
担当教師:古賀恵一郎
コミュニケーション英語は教科書の英文をベースにして授業を進めています。日頃の活動とExtended Activityとして毎Lessonの終わりに活動(ロールプレイング、ディベート、プレゼンテーション、スピーチなど)を行います。今回は日頃の活動の公開授業です。
今回の授業担当者が普段の授業で意識していることは、同じ英文を何度も読むことです。
1回目は、生徒たちだけの力で読もうとする。
2回目は、教員と一緒になって、しっかりと読む意識をする。
(何が自分に足りないかを認識する時間)
3回目は、リスニングやアウトプットの活動(Writing /Speaking)、をして、理解の定着を図る。
3回の異なった方法で同じ文章を繰り返すことで4技能を鍛えていきます。
そのうちの1回目の授業です。
ペアを作り、それぞれ、教室の前と教室の後ろに貼った異なる英文を読みに行きます。
(黒板に貼った➀の文章)
今回はペア活動なのでこの➀の文章を読みにクラスの半分の生徒(18名)が集まって、内容理解しようと読み解きます。教室の後ろには違う文章が貼ってあります。
(コルクボードに貼った②の文章)
(読み解いている様子)
(一枚の文章にみんな注目しています)
始めるにあたりルールを2つ設けました。
➀「分からない」と声に出すこと
②「分からない」と聞こえたら、単語だったら意味を教えてあげる。文章だったら、どういう風に考えるのか教えてあげる。
(縦横無尽に駆け回り、分からないことを解決していきます)
内容理解が進んだらStep2に入ります。
「ペアの子に向けて、内容理解の問題を2問作ること」
日本語でも英語でも構わないので、問題作成者の立場から何を問題にするか考えます。
その後、紙を交換し、自分が読んでいない文章の元へ問題を解きに行きました。
終わったところから着席し、全体に質問を共有して授業を終えました。
自分の頭で、主体的に考える生徒であってほしいと思い、どんな簡単な文章でも、必ず自分たちでの学習の時間を設けています。
英語科 古賀