2016年6月22日 高校1年総合的な学習の時間 アレセイア湘南高等学校
ランキング 「児童労働をなくすために私たちにできること」
6月8日 ワークショップ 「このTシャツはどこからくるの?」
6月15日 特別講座 「インドのコットン生産地域での児童労働と支援活動について」 につづき,
6月22日には,各クラスでランキングを行い,「私たちにどんなことができるのか?」を考えました。
ランキングとは,9個のWORDを大切だと思う順に,グループで話し合いながら
順位をつけるワークショップです。ファシリテーターはクラス担任が行いました。
生徒たちは,初めてのランキングに戸惑いながらも,積極的に意見を交わしました。
最初に各個人が自分の考えで順位をつけます。
個人の順位を決めた後は,グループで意見を述べ合い,
話し合いでグループとしての順位を決めていきます。
多数決やジャンケンで決めてはいけません。
中央にあるのがランキング用紙です。
カードを並べ替えながらいろいろと話をします。
最後に,各グループが自分のグループの順位とその理由を発表します。
クラスの各グループの考えを共有することで,自分の考えをさらに深めていきます。
3回の総合的な学習の授業を通して,児童労働の現実を知り,興味関心を深めるとともに
ワークショップを通して,自分の考えを持ち,意見を言い,また意見を聞きながら,
まとめ上げていくという体験をすることができました。
生徒の感想を紹介します。
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学校へ行きたくても行けない子や農業の影響で体調をくずす子など、私たちがあたりまえだと思うことさえできないということを知りました。
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子どもには、自由に選ぶ権利があるし、その状況もしっかり家族や知り合いの人に伝え、「子どもの自由」についてしっかり理解し、向き合っていこうと思いました。
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全ての国々が協力して差のない世界になれるように周りの人を動かせるように努力していきます。
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今回私は、まだまだ知識不足だと感じたので、児童労働について、今の自分に何ができるか、調べ、考えたいと思いました。
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