ホーム > 学園概要 > 理事長・学園長挨拶

学園概要

理事長・学園長挨拶

理事長挨拶

平和学園理事長 橘 明子

本学園は、キリスト教の愛の精神を土台に、80年にわたり「真の平和をつくる人」を育んできました。

2026年度、私たちは新しい風を待ち望み、大きな夢と希望とともに一歩を踏み出しました。4月23日の創立80周年記念礼拝では、これまでの歩みに感謝し、未来へのさらなる祝福を祈りました。

今、学園が大切にしたいのは「教育・人材・環境」に吹く新しい風です。保護者や地域の皆さまと手を取り合い、この風を力に変えて、90年、100年とその先の未来へ繋いでいきたいと考えています。

教育の根幹にあるのは「一人ひとりのいのち輝く」という想いです。

>子どもたちの無限の可能性がひらかれ、誰もが自分らしく光り輝ける場所であること。私たちはこれからも、子どもたちと共に歩み、一人ひとりのいのちを大切に育む学園であり続けます。

学校法人 平和学園
理事長 橘 明子

学園長挨拶

平和学園学園長 江里口 歓人

このたび、学校法人平和学園の学園長に就任いたしました。就任にあたり、私自身の歩みと、大切にしている教育観について、お伝えしたいと思います。

私は愛媛県松山市に生まれ、大変教育熱心な家庭に育ちました。とはいえ末っ子ということもあり、小学生時代は合唱部に入るなど、のびのびとした日々を過ごしていました。しかし、中学受験の際、兄たちが進学した学校への進学が叶わなかったことが、私にとって最初の強い勉強への動機となりました。そしていつか「どうしても兄たちと同じ東京大学へ進学したい」。その思いを胸に、私は勉強中心の日々を送るようになりました。

三浪の末に東京大学へ進学し、農学部で学んだ後、教育への関心から教育学部へと進みました。そして、さまざまな出会いを通して、私の人生観と教育観は大きく変化していきました。

なかでも大きな影響を受けたのが、「セルフ・エスティーム(自尊感情)」という考え方です。人と比較するのではなく、自分自身を認め、自らの価値を受け止める力の大切さを学びました。

さらに、30代を過ぎて出会った全人教育は、競争や序列ではなく、一人ひとりの個性と可能性を尊重する教育のあり方を私に示してくれました。東大というヒエラルキーの中で、自分を奮い立たせながら歩んできた私にとって、人と比べることなく、自分らしく成長し、生き生きと活躍する学生たちの姿は、大きな気づきとなりました。

こうした経験を通して、私の教育観は、「外発的動機づけ」を重視するものから、「内発的動機づけ」を大切にするものへと大きく転換しました。点数や競争のために学ぶのではなく、自ら問いを持ち、「学びたい」という意欲を育み、守り続ける教育です。これからの社会で求められる「グローバル人材」とは、まさにそのような人だと考えています。

平和学園は、子どもたち一人ひとりが、自分らしく学び、自分らしく生きる力を育む場所でありたいと願っています。そして、競争や序列に偏ることなく、互いを認め合い、平和な社会を創っていく人を育てる教育を実践してまいります。

新しい時代にふさわしい教育を、皆さまとともにつくり上げていければ幸いです。今後とも、温かいご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

学校法人 平和学園
学園長 江里口 歓人

*経歴*
UCLAにて Ph.D.取得(1997)
玉川大学教育学部教授(〜2021年)
日本国際バカロレア教育学会会長(〜2023年)