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れんらく帳

2022年4月22日

イースターへの5年生の取り組み

5年生はイースター礼拝後に配られるイースターエッグを準備するという大切な仕事を任されています。

そして、5年生が一生懸命に準備した卵を実際に配るのは...なんと6年生の役目。5年生は目立たない地味な役割を担っています。何でそんな役回りなの?と疑問に感じる人もいるかもしれません。

しかし、そこには意味があります。

来年、最高学年となる5年生は『ささえる』という学年としての学びのテーマがあるのです。小学校生活で中心的役割を担う6年生を『ささえる』こと、後輩である他学年を『ささえる』こと、学校行事を『ささえる』こと...を経験しながら学んでいきます。そして目立つ機会はあまりなくとも、自分たちの働きがまわりの人たちの役に立つことや喜びとなることを実感し、他者の喜びを自分たちの喜びとして捉えられるように成長していきます。

5年生はこのことを意識しながら一生懸命に準備を重ねてきました。

学級だよりから紹介します。

初めての家庭科!

平和学園小学校の5年生は一番最初の家庭科でいきなり調理実習!というハードスケジュールです。鶴丸先生から、なぜ家庭科を勉強するのか?ということについて教えていただいた後、早速ゆで卵づくりを始めます。美味しく・美しいゆで卵を作るにはいくつかポイントがあるようです。そのポイントを守りながら、なるべく失敗しないように...!と 丁寧に取り組むことができました。結果はヒビが入ったのがなんと3個だけでした!

来週は4倍の120茹(ゆ)でます...!がんばりましょう!

ゆで卵.png

イースターの大仕事

 金曜日のイースター礼拝に向けて、ゆで卵作りとラッピング、プレゼント用の「うさたま」作りと大忙(おおいそが)しの一週間でした。ゆで卵作りでは、練習の4倍の数で茹でたことが原因だったのか...「良い卵」だったのが原因だったのか...なんと34個も割れてしまうという結果に!ぎりぎり足りる数でしたので、なんとか追加で茹でる必要はありませんでした。同日、「うさたま」の作成も大詰めでした。「うさたま」は元々「新入生で卵アレルギーのお友達が何人かいるかも?」という情報と「講壇の前に飾りを置いてほしい」という依頼があり、みんなと相談の上「ねんどで偽たまごを作ってみんなにプレゼントしよう!」ということから始まりました。今までにない初めての取り組みですが、5年生の手で丁寧に作られていきます。作りは同じなのですが、たまごの大きさ・顔のバランス・耳の位置がひとつひとつ違っていて、この個性豊かなクラスを表しているようでした(実はイースター礼拝の時に、保護者の皆様にもお裾分けをしていました。もし手に取ってくださった方がいたら、ぜひ飾っていただけると子どもたちも喜びます。)

うさたま.png

たまご1.png

次の日の1時間目に卵のラッピングをしました。丁寧に水気を拭き取り、お花紙で包んでラッピングをしていきます。3色のお花紙から配色や重ね方を変えていき、こちらもひとつひとつ雰囲気が違ってとても可愛くできました。5年生になってすぐの大仕事、よくがんばりました。(5年学級だよりHANDより)

表舞台には立たない地味な準備の役割を5年生は心を込めて担ってくれました。

イースター礼拝を迎えたこの日、5年生から託された『イースターエッグ』と『うさたま』が6年生の手によって学校中に配られ、笑顔でいっぱいになりました。

みんなの笑顔や喜びの『ささえ』となることができてよかったですね。5年生のみなさん、お疲れさまでした。そして、本当にありがとう!