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れんらく帳

2018年12月 7日

サツマイモクッキング

サツマイモクッキング

冷たい雨降る中子どもたちにとっては待ちに待ったクッキング当日を迎えました。

今までサツマイモの苗植えから始まり、水やり、雑草取り、観察、収穫、料理の相談・・・と2年生の皆で様々な経験を共にしてきた上でのクッキング当日でした。盛り上がるのも無理はありません。テンションもいつもよりずいぶん高めでしたので、怪我や火傷が起きやしないか心配で事前に伝える時間をとって少し落ち着いてもらいました。

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今回のクッキングはサツマイモ会議で決定した『サツマイモ餃子』『スイートポテト』『イモモチ』の三品。

工程は①【洗う】→②【切る】→③【加熱 煮る・蒸す】→④【つぶす】→⑤【まぜる】→⑥【加工 包む・形をととのえる】→⑦【焼く】→⑧【盛りつける】の大まかに8工程でした。

その過程には ①衛生面の管理(手洗い・マスク着用・使う道具の使い分け) 

②道具の正しい使い方(包丁・加熱器具・調理器具)

③調理過程と目的の理解・・・と実に多くの学ぶことが含まれています。

子どもたちは実際にいろいろな道具を使いこなしながら、体験の中から学んでいました。特に今回のサツマイモという固い食材を切るということは面白く感じたようです。

また、加熱器具は蒸籠(せいろ)・湯鍋・ホットプレート・フライパン・トースター・カセットガスコンロを使用しました。それぞれ一生懸命に安全に気をつけて使用していました。

いろいろな作業を同時進行させていく中で役割分担を自分で見つけ

行動している姿を見ることができたのはとても嬉しかったです。

子どもたちも自分が興味を持った作業をいろいろと体験しているうちに、調理が進んでいく様子を実感することができて楽しく感じたのではないでしょうか。

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忙しい中でしたが、それぞれの子どもたちの性格が見て取れて担任としてはとても興味深かったです。それは・・・

ひとつの工程に最初から最後まで取り組む職人気質な人。

次から次へと新しい工程が出る度に新たな持ち場へ参加していく風来坊気質の人。

それぞれの工程をバランスよく体験してから、自分が興味を持った工程にじっくり取り組む人。

友だちの要請に応えて、いろいろな場所で器用にアシスタントをしている人・・・。

2年生という一つの社会を垣間見た時間でした。

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予定よりも時間がかかってしまいましたが、みんな本当によく頑張りました。そして自分たちが育てた自然の恵みを調理し、感謝をもって美味しくいただくことができました。

みんなで力を合わせて最後まで取り組むことができてよかったです。

T先生やK先生にも助けていただいて本当に感謝でした。

2年生学級だより『平和のつぶやき』より