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れんらく帳

2015年10月22日

楽しいひと時に感謝

福祉について考える学習の一環で、先週、ご近所のファミリーケア浜須賀にお邪魔してきました。

近隣のお年寄りのみなさんと触れあうことが初めてという5年生も多かったでしょう。

しかし、施設のみなさんが本当にあたたかく迎えてくださり、5年生は安心して過ごさせていただいた感じでしたね(ちょっと図々しかったかなあ・・・そんな感想もありますが)。初めは緊張気味だった5年生も、すぐにリラックス。

そこが平和の子のいいところ。

まるで我が家にでもいるような雰囲気でわいわいがやがや。

施設のみなさんと楽しいひと時を過ごすことができました。

感謝です。

 

子ども達がプレゼントした歌やリコーダーの音色にうっとりと、にこやかに微笑んでくださったおばあちゃん。

「平和学園のみんなと会えて今日は最高だ!」と力強くメッセージをくださったおじいちゃん(おじいちゃんとかおばあちゃんとか・・・愛着を込めて呼ばせていただきます)。

子ども達は嬉しかったでしょうね。

「また来たい。」「今度は何する?」そんな声が5年生からも自然と聞こえてきましたから。

 

その日のプログラムは、みんなでおしゃべりしながら、肩の力を抜いて、一緒にたこ焼きを作ろう!そしていただこう!のはずだったのですが、なんと・・・・ 施設の方が準備してくださった食材は、たこ焼き以外に、お好み焼き、おにぎり、豚汁まで。みんなみんなびっくり仰天。

そして大喜び。

ご厚意に甘え、みんなで調理し、みんなでいただきました。

最高においしかったですよ。

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「福祉とは幸せになること」そうおっしゃった施設長のお話が心に甦りました。

初めての出会いにも拘らず、共に語らい食事をし、笑顔で触れえたその時間、私達は幸せでした。

ほんの少しだったかもしれませんが、施設のみなさんも同じように幸せを感じてくださったなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

また、違う角度からの学びもあったのです。

子ども達から一生懸命話しかけても、おじいちゃんおばあちゃんには聞こえづらいこともあり、困り顔の5年生がいたり。

みんなで楽しく作業する中、気がつくと隣のおじいちゃんは眠ってしまっていたり。

ちょっとの距離を移動するにも、サポートされつつ時間をかけてがんばるおばあちゃんの姿を目の当たりにしたり。

年を重ねるということは、そういうことなのですね。

私も子ども達と共に考えました。

若い私達に出来ることは何だろう。

年と共に何かが自由でなくなっても、こうして楽しい触れ合いが出来ることの根っこには何があるんだろう。

目に見える部分での老いがあったとしても、見えない部分でのその方達の豊かさを、私達はもっと学びたいし、知りたい。

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訪問後、学校に帰ってから、クラスで少し話し合いました。

そして、今回だけの触れあいにはしたくないねという声もあがりました。

幸い、ファミリーケア浜須賀さんは、平和学園小学校のすぐそばです。

どんな形になるかはまだ分かりませんが、また遊びに行きたいし、教えていただきたいと思っています。

 

そして、楽しかった思いを手紙にして伝えようと、子ども達は今、取り組んでいます。その手紙には、屈託のない子どもの声がいくつか綴られていました。例えば、

 

「初めてこういう場所に行って最初はじーっと見られたから緊張したけど、最後はもうよかったです。」

「11月3日のバザーに来てください。」

「ところで、はじめに演奏した曲はいかがでしたか。ぼくはとてもよかったと思いました。また会いましょう。」

「耳が不自由な方がいたり、ちょっとびっくりしましたが、話しているとやさしいおばあちゃんだと思ったりして、楽しかったです。」

「祖母が病院に行っていたので、ファミリーケアの人達のことは何となく分かっているつもりでしたが、けっこうちがいました。たこ焼きやお好み焼きがおいしくて、いつもの調子で食べ過ぎちゃいましたが、それは、ファミリーケアが家みたいな気がしたからです。」

「これからも福祉について学んでいきたいです。」

「お年寄りになると、今は簡単にできることも難しくなるんだなと思いました。例えば、コードをまたげない、かたい物が食べられないなどです。この経験を生かして、身近なお年寄りの手助けをしていきたいと思いました。」

「また行きます。好きな歌は何ですか。」    などなど。

まだ全員の手紙が集まっていませんが、他にもいろいろな思いがあるようです。

まとまり次第、子どもと共にお届けに伺うつもりです。