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れんらくノート

2021年11月 2日

さんねんたったらね

お芋掘りを掘り終えた後に土の中にいる虫を探していました。

すると、抜いて乾かしておいた雑草を『木』に見立てて

あっというまに植樹祭が始まりました。

お友だちが次々に『木』を植える中「まぁだかなぁ まぁだかなぁ」

くるくるとその場で回りながら、歌う男の子。「大きくなるの?」と尋ねると、「さんねんたったらね」と答えてくれました。その瞬間、いま大好きな紙芝居『でっかいぞ でっかいぞ』のお話の世界が広がります。

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栗の実を見つけたリスさんが、3年待ったら木に栗が実りなりたくさん食べられると思い、栗の実を土に埋めます。そこを通りがかったクマさんは、"いいもの"と大きなうんちを置いていきました。リスさんがそのでっかいうんちを土にすき込んでいると、でっか〜い栗の実が出てきて、100日栗が食べられました。というお話です。

「ぺったんこぉ ぺったんこぉ」と歌うように『木』の根本の土を固めます。

やがて土の塊を見つけた女の子が「うんちだよ」と言うと別のところから「うんち うんち」と言いながら、せっせと『木』に肥やしをやりすっかり紙芝居の中のリスさんになって『木』を育てていました。

いつの間にか、お話の世界を表現できるようになった子どもたち。そんな子どもたちの「遊びの力」に驚いたひとときでした。

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