中学2年生は毎年,一人で行く職業体験を行っています。
今年度はコロナ感染のため,職業体験は行えませんが,事業所を訪ねてのインタビューを行うことにしました。
インタビュー先は自分で見つけ,自分で電話をしてお願いします。
写真は職員室でインタビューをお願いする電話(アポ電)をしているところです。
先生が近くにいて見守っていますが,本人にとっては緊張のひと時です
生徒たちは友達に事業所役を頼むなどして練習をし,職員室のカウンターで心を落ち着けてからアポ電にトライしています。
アポ電は職業インタビューのしおりを見ながら行っています。
しおりには電話のマナーやお話をする順番,確認しておくべきことが記されています。
インタビュー依頼は一度でうまくいくとは限りません。すでに4事業所目という生徒もいます。
ここ1週間は休み時間や放課後はいつも誰かが電話をしていることになりそうです。
アポイントが無事にとれると先生が電話を替わり,学校から正式にお願いします。
これからインタビューの内容をしっかりと考え,当日をドキドキしながら迎えることになります。
インタビュー先は,スーパーや飲食物販売店など生活になじみがあるところから,図書館や教育機関,中には市議会議員事務所など。
生徒それぞれが関心ある事業所にアポ電をトライしています。
この経験だけでも生徒たちにとって,とても大切な経験となっています。
協力いただく事業所の皆様に感謝しつつ,コロナ感染がこれ以上広がらず,インタビューを行うことができるようにと祈ります。