ホーム > ニュース > アレセイア通信2020年2月号

ニュース

2020年2月 3日

アレセイア通信2020年2月号

キリストのお陰で

 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことはがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。(ローマの信徒への手紙 5章2~5節)

 先日、教会の礼拝の説教で、牧師先生が次のように語ってくださいました。

 「キリストのお陰で」という言い回しが印象的です。「おかげさまで」とわたしたちはよく言いますが、それが聖書の中にあったのです。

 それ程お世話になっていない人からでも「よかったですね」と言われると、わたしたちは、「おかげさまで」と返したりします。自分が現在、こうしてあることの背後には、その人のお陰ではないとしても、有形無形のたくさんの支えがあったのだ、という感謝の気持ちが「おかげさま」という言葉になるのでしょう。その意味で、わたしたちが生きてあるのは、まさに「キリストのお陰」です。

 キリストのお陰でわたしたちに与えられているものを、パウロは「神の栄光にあずかる希望」であると言います。

 私たちは一人ひとり、それぞれの夢や希望に向かって歩みます。私たちは、自分の考えが実現することを希望だと、つい考えてしまいます。しかし、「神の栄光にあずかる希望」とは、自分の計画が実現することではありません。私たちのために用意してくださる神の計画が実現することです。それはわたしたちの思いをはるかに超えた、あるいは打ち破る、想定外の恵みです。

 今年度も残り2か月となりました。「神が用意してくださる恵み、輝きに満ちた驚き」を楽しみに、歩み続けたいものです。

学校長  山田 信幸