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2018年5月10日

女子バスケットボール部よりお知らせ

高校女子バスケットボール部

平成30年4月22日~5月4日に行われた、

第72回関東高等学校バスケットボール選手権大会神奈川県予選会 兼 平成30年度神奈川県高等学校春季バスケットボール大会において、「優勝」(大会2連覇)という成績を収めた。

昨年から現高校3年生が主体のチームでやってきたということもあり、チームの完成度は県内どのチームよりも高い。その強さは、決勝でも大差をつけるものであった。

 

しかし、そのチームの中にも大きな事故が発生していた。

それは、主力選手の大怪我である。スターティングメンバーでもある選手が、3月末の練習で膝の前十字靭帯断裂という大きな怪我をしてしまったのである。チームのムードメーカーであり、コンディションも上り調子だったと聞く。特に少数精鋭のチームなので一人が欠けることがチームにとっては、大きなダメージであった。

 

主力選手を欠いたチームは、作戦を変え残ったメンバーでどのように勝つかを考えた。その中で監督でもある張 一 監督が「チーム一丸」というのをスローガンにあげ、練習に励んだ。

 

この「チーム一丸」というのは、今年度、アレセイア湘南中学高等学校男女バスケットボール部の総監督に就任された堀 英樹 総監督の初心表明の言葉である。

 

4月の初めに就任した、総監督から「中高男女4部隊がチーム一丸となって歩んで行こう」と監督・コーチ陣に伝え、その言葉通り、女子が勝ち上がるに連れて、選手のコンディションケアなどに各団体のサポートが加わった。その成果もあり、「優勝」ができた。

 

この「優勝」は、高校女子だけのものではなく、まさにバスケットボール部が「チーム一丸」となった結果である。これが中高一貫校の真の強みなのだと改めて感じた。